米中問題についての実験
米政府の言い分は 貿易交渉が事実上決裂したのは 中国が土壇場になって「手の
ヒラ」返しをしたと言う。
既に合意をしていた事項も白紙に戻した中国への怒りとしている。
中国代表の言い分は「最終合意」に達していないので修正を求めて
た事にならないと言う。
米国コロンビア大学院で「米中交渉」の実験を行った。
米国チームvs中国チーム 2つのチームで実験材料9項目を3日間で全合意に持って行こうとする実験をする。
2日間で6項目の合意に達し、最終日に残り3項目について討論を
米国学生側は6項目は合意項目なので振出しに戻すと言う中国学生の誠意のない事に疑い始め
6項目は合意済だと主張する。 要するに両国で交渉スタイルが異なる事で悶着
が起こる事となった。
結論から言うと 米国学生の言い分は 6/9は合意済。 3/9は再交渉すればよいの考え方。
中国学生は 9/9 で初めて交渉成立。6/9合意は反古とする。
中米の文化の違いがハッキリと表れた。
中國 9/9合意以外は全てNO.
米国は2分割 合意&決裂再交渉。
この考え方(文化)の違いを トランプ大統領は知らずして 中国の不誠意を力説し関税増とした次第。
色々な事で見えないものが判るのは面白い。米中何れが正しいのか 安易に答えられない。でも米側を推す。921